ミランダを隠したホークスの思惑 CSの先発投手とスタメンは誰にする?



ライオンズの全日程が終了した
143試合で88勝53敗2分で勝率は624
優勝した10年前が144試合で76勝64敗4分で勝率543だったことを考えると今年はあの時より圧倒的に勝ちまくったと言える
あの年は後半の失速が酷かったが今年はそれが全くなかったからね
2002年の140試合で90勝49勝1分勝率647にはさすがに及ばないがそれに近い水準だった
ちなみに一番勝率が良かったのは130試合制の1983年で86勝40敗4分で勝率683だった


黄金時代は130試合制だったから一概に比較はできないが勝率で見ても今年を上回る勝率が5度もありやはり相当強かったということだろう
しかしながら今ほど戦国じゃない上にホークスのような超・強敵も存在しない時代だ
さらに言えばハムもいるわけで強い競合チームが常に最低2つもあるような時代だ
そんなすさまじい時代の中でこれだけの勝率で優勝したのは称賛に値するだろう
今年のチームは掛け値なしに強い
投手力があれだけ苦戦したのに打線の力でこれだけ勝つといういてまえ近鉄とは違ったこれまでの野球界の常識を打破するレベルだった


セリーグ優勝の広島はあと1試合残してるがそれを勝ったとしても83勝53敗2分で勝率589止まりだ
それもレベルの低いセリーグの中であり2位以下のチームはさらにレベルも低く「天王山」すらない状況だった
日シリはセリーグ主催試合が1試合多いからセが有利だが例え広島が来たって今年の厳しい闘いを勝ち抜いたライオンズなら勝てるはずだ
負けるわけがない
ヌルいリーグのヌルい戦いでラクに優勝してきた球団に苦しい思いを乗り越えて優勝したライオンズが負けるわけにはいかねえんだよ!
予想だと日本シリーズ経験のある広島が有利だとか言ってる奴多いけど広島の日シリ経験なんてたった1回だけだし大差ねーだろんなもん!


と、言うわけで問題はその日本シリーズに進出できるかどうかである
高校野球の大阪府大会で優勝するのは甲子園で優勝するより難しいと言われるようにパリーグCSの制覇は日本シリーズよりハードだ
相手はおそらくこの最終戦の対戦相手だったホークスだ
因縁がこじれにこじれまくった宿敵中の宿敵だ
過去に細川・帆足・サファテと4年間で主力を3人も引き抜いたくせに今オフには浅村を引き抜き西武の戦力を削り取ろうと狙ってる悪質球団だ
絶対に絶対に負けるわけにはいかねえ!


そのホークスが本来なら今日はミランダが登板のはずだった(先週土曜日に先発している)のに中2日で高橋を投げさせてきた
あからさますぎるほどの「ミランダ隠し」である
対戦回数が多ければ多いほどデータも蓄積され慣れられて攻略される可能性が高まる
それを避ける狙いだろう
さらに言えば前回の対戦で完全に抑えられてしまっている
その嫌なイメージをそのまま持たせる狙いもあるだろう


おそらくこのミランダがCS突破の最大の障壁になると思われる
ホークス投手陣が苦手にしている西武ドームのマウンドも苦にしない事を示して見せた
しかもあの日は20年ぶりの地元胴上げがかかっていてライオンズとしては絶対に勝たなきゃいけない試合だった
「超ガチモード」のライオンズ打線を完全に抑えたことが厄介である
逆に地元胴上げを意識しすぎて気負ったか力んだかもしれないが
どちらにしてもあの試合のライオンズを抑えるということは相当な投手である


先方は第一ステージを千賀・東浜で乗り切る気だろう
3戦目までもつれても大竹かバンデンあたりでしのぐはず
ミランダは第二ステージの初戦に持ってきて最大2度は登板させることが想定される
そこまで考えているからこそこの対戦でミランダを隠したわけだ
ライオンズがホークスの立場だったら普通にミランダを登板させていたと思う
ローテ順守にこだわるしあまりローテに頭を使わない首脳陣だからね


CSはミランダに加えて西武ドームに強い石川も先発で出てくる可能性もある
石川は今は中継ぎで投げているが全日程終了から第二ステージまで休めば先発として登板も可能だ
おそろしいことにあの投手は中継ぎやってたのを突然先発とか言い渡されて露骨な便利屋起用をされてもいきなり完投するほどスタミナがある
先発のブランクなど全く苦にしないタイプだ
とんでもねぇ投手だ
これが育成出身なんだから頭が痛い


内川も間に合うかもしれないらしい
修羅場をくぐってきて短期決戦経験も豊富な選手だけにこれはかなり厄介
今宮も復帰するようで打線はほぼベストメンバーになることも想定される
今宮はなんせ菊池雄星キラーだ
あれがいるといないとでは大きく違う
やはり最後までオレ達の前に立ちはだかるのかホークス

CSファイナルステージは17日(水)~22日(月)の最大6試合6連戦だ
10年前はCSファイナルステージの初戦を県営大宮で開催した
勝ったから良かったものの県営大宮では西武ドームのようなホームアドバンテージがないから危険ではある
あの年は県営大宮でシーズン中も快勝していたからまだよかったが
今年は県営大宮で1勝2敗でありそのうちの1つは千賀・モイネロ・森相手に16奪三振奪われ柳田には5打数4安打でボロ負け惨敗した試合だ
また勝った1試合も楽天に9回までリードされていて9回裏に3点取り最後は山川のサヨナラヒットで辛勝した試合でありこの球場は今年はダメだ


それだけに今年相性最悪な県営大宮でCSを開催しなかったのは良かった
しかも大事な初戦を大宮で開催したことで負けて相手に勢いをつけちまったら大変だった
ホークス打線は西武ドームだと松田以外はあまり打てていない
あの柳田でさえ打率1割台だ
投手も打者も西武ドームを苦手にしている
こっちが福岡を苦手にしているようにね


こちらのローテはどうするか?
6連戦だから6人必要か?
菊池投手・多和田投手・榎田投手・ウルフ投手・今井投手・郭投手と一応6人揃っている
あるいは菊池投手をかつての松坂投手や涌井投手のように中4日で最終戦にも持ってくる大車輪起用もあるか?
だが日本シリーズもあるからあまり無理もさせられないしやはり1人1試合が無難だろう
はっきり言って最初の3人で一気に決めてしまいたいもんである
向こうは短期決戦慣れしているし近年の短期決戦は最強であり負けなし状態であるから長引けば長引くほど不利になる


営業的には21日(日)で決められるのが理想だろうか
とにかく打線がどれだけ打てるかにかかっているだろう
終盤やや得点力が落ちているからCSまでの調整で打力をまた高めておきたいもんだ


その打線だが栗山選手の調子が悪いのが気になる
勝負強い栗山選手の力が戻らないと困るからね
5番を打つ他の選手もいないし
中村選手を5番に上げて山川と続けさせてしまうのもNGだし
栗山選手はミランダ攻略のキーマンでもある
なんとか調子を戻してほしいもんだが


そしてもう1人森くんも打撃が湿りがちだ
彼はシーズン終盤はどうしても尻すぼみになる傾向がある
スタミナに難があるのかもしれない
今年は実質正捕手1年目だからかなり疲れただろう
本来なら彼が不動の5番で3割20本打っているくらいが理想だった
だがその数字にも届かずその上打撃の調子もそれほど良くない現状だが彼の勝負強さは大舞台でこそ輝くから彼も期待の1人である


金子侑司選手はCSも期待できるだろう
彼はシーズンの成績が微妙な割に大舞台で大きな仕事をしてくれる期待値が高い選手だ
平尾とかブコビッチみたいなタイプだね
レフトは金子侑司しかいないだろう
メヒアがさっぱりダメそうだからDHは栗山選手でほぼ決まりだろう
ただその栗山選手も疲労からか打撃が湿っているが


あと松井稼頭央選手だがメガネを着用するようになってから明らかに打撃が良くなっている
ヒット性の当たりも敵のファインプレーで阻止されたりしてるくらいだし
そしてやっぱり左打席の方が強いようだしスアレス投手から打てたのも大きい
メガネをもっと早くから着用していれば今季もっと打てていたんじゃないだろうか?
そう考えるとちょっと惜しまれる気分でもある
せめてCSや日シリで大仕事をやって有終の美を飾るか・・・マジで打てるようなら引退撤回してくれても良いくらいだ(笑)


投手では斎藤投手は今年はもう1軍での登板は難しいかな
一時期良かったんだけどね
長続きしなかった
昨年のドラフトは現時点では相当厳しい結果になっているから今年のドラフトは本当に重要になる
そして十亀投手が今日抑えたがあれは十亀をCSで起用してほしい狙いからホークスによる「三味線」だったのかどうか・・・
でもそこまですることもないのかな


どっちみち先発は上述した6人が揃っている
十亀投手を無理に先発で使う意味がないしまして榎田を差し置いて3番手で先発させるなど論外だ
短期決戦で松田に火をつけてしまったらもう終わりでありそのリスクがあまりにも高い十亀は本音は中継ぎでも使ってほしくない投手だ
使うなら日本シリーズで大車輪の活躍してくれたらよいだろう
楽天に投手コーチで行くことになったかつての石井貴のように
ハムが最終ステージに勝ち上がってきたらウルフ投手の代わりに十亀先発でもハムには相性良いから面白いと思うけどね


優勝決定日のインタビューで炭谷選手が「ハムとホークスどちらが勝ち上がってくれたら良いかはあるか?」問われていた
彼は「そりゃありますよ。(どちらであるかは)言えないですけど」と答えた
「言えない」のは戦略上の理由というよりは相手チームへの非礼になることでの配慮なんだろう
だが言わなくたってライオンズファンなら誰もがその答えはわかっている
日ハムだ
日ハムが勝ち上がってきてくれれば一気にラクな展開になる


CSに向けた戦いはもう始まっている
ホークスもさっそくミランダを隠すという動きを見せた
ライオンズにも一度も先発では対戦していない榎田投手を「温存」していた形になる
彼にかかる期待は大きい
カスティーヨ投手や高橋朋己投手はさすがに間に合わないだろうがそれなりに戦力は充実している
あとは大事な場面に限って打たれる属性がある増田投手や武隈投手(そしてもちろん十亀投手)らがCSでやらかさなければ良いが


CSのスタメンは相手投手にもよるが基本線は以下↓のようになるのではないか?

7 秋山
6 源田
4 浅村
3 山川
Ð  栗山
5 中村
2 森(銀ちゃんなら打順は8番)
9 外崎
8 金子侑



外崎選手が3日以降試合に出ていないのが気になる
CS出場は大丈夫なんだろうか?
仮にダメならレフトに栗山選手が入りライトが金子侑司選手になるだろう
仮に出場できるとしてもいきなり6番で復帰は厳しそうだから8番からになると思われる
中村選手を今から8番に戻すのは本人のプライドにも関わるし外崎8番なら9番のネコと合わせて足もからめて攻撃できる強みもある
そして石川やバンデンやミランダを打ち崩すには連中に相性が良さそうな外崎選手の打撃が期待値高いし間に合ってほしくてたまらない


CS初戦の17日まで10日空く
それまでモヤモヤしたモヤさま状態が続くだろう
良い調整をして万全の状態で17日を迎えてほしいと思う
特に打線はね
この厳しいリーグを勝ち抜き強いホークスを上回って優勝したんだから自分たちの力を信じて良いはずだ
そしてファイナルステージにハムが勝ち上がってきたら・・・未来は僕らの手の中



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